節約するなら「もったいない」という言葉を大切にリユースという選択

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節約するときに、安易に食費を削るという行動をとりがちだと思います。
ですがまず、見直してほしいのが、「もったいない」という言葉。リユースの選択をすること。

なぜなら、食費を安易に削る節約は、生活の質に直結してしまい、満足度が下がるため、慎重に行う必要があるからです。

まず節約に取り組むなら、根本的に物を買わないという選択をするのも節約です。

でも必要なものは必要だし、足りないものは買い足すしかないでしょ~

そうですね、必要なものもありますね。
でもそれは本当に買わなければいけないのでしょうか?

買う場面では捨てるという行為も同時に起きる

買うということは、捨てるという場面でもあると思います。「もったいない」という言葉を思い出してください。リユースするという選択もあります。

おばあちゃんの口癖だったかも…

靴下を例に考えると

例えば、靴下に穴が開いたとします。
捨てるのではなく、穴を縫い合わせるという選択をしたら、まだ靴下として使うことが出来ます。

同時に、これは節約にもなります。靴下が一足500円だったとすると、縫い合わせて使うことで、長く使えるようになり、倍の期間使えたなら、500円節約できたということです。

大きな穴が開いてしまい、靴下としてはもう使えなくなったとしても、足首の部分は破れていないので、小物にリメイクしてつかうことも可能ですし、穴の開いた部分は最後、汚れをふき取るためのウェスとして使用してから捨てる。

靴下を例に説明しましたが、リユースという考え方をしっかり持っていると、結果として節約につながる行動をとることが出来るのです。

節約とリユースは切り離せない関係にある

このように、節約するうえでリユースするという考え方は、いつもセットだと私は思います。
リユースにもいろいろありますが、誰でも簡単に、今日から取り入れることが出来ることを紹介します。

リユースしやすいもの一覧

タオル、瓶、ペットボトル、靴下、衣服、紙袋、牛乳パック、広告や新聞紙etc…
使い古したタオル

捨てる前に雑巾として使えます。わざわざ雑巾という商品を購入する必要はありません。
雑巾を縫わなくても、はさみで使いやすいサイズにカットするだけで十分使えますが、あえて、子どもと雑巾を縫うというのも子どもにリユースの考えを体感してもらい、理解してもらうきっかけとなり家庭での教育に役立ちます。

瓶は、ジャムの瓶だったりワインの瓶など形状がカワイイものもあります。使う時は口の大きなものは手作りのジャム、塩こうじ、塩レモン、ピクルス等々幅広く保存容器として使うことができます。

私はワインの空き瓶はお水やお茶を入れる容器に使っています。※マイクロプラスチックが溶け出す可能性のあるプラスチック容器は長期間保存するのには向かないので、できる限り瓶での保存をしています。

ペットボトル

水筒として再利用できるし、保冷剤の代わりに水を入れて冷凍庫に入れておけばお出かけの時に保冷剤としても使えるし、溶けてこれば飲み水にもなります。

定期的に天然水を汲みに行くので、2リットルのペットボトルは重宝しています。飲み水は基本瓶で組みますが、洗顔などにも天然水を利用しているのでペットボトルは欠かせません。

半分に切って植物を育てるポットとしても使います。室内で使う時は、花束をいただいた時の不織布で巻いてあげるとペットボトル部分が隠れてインテリアとしても見栄えが良くなります。

靴下

リメイクによりいろいろな小物に作り替えることが出来ます。

これは穴の開いた靴下で作った、お人形さんのショルダーバックです。
簡単に作れるので、お子さんと一緒に、夏休みの自由研究の作品として制作してもいいですね。リユースという要素もあり、費用もかからないのでGOOD。

この作品は、足首の部分を使っております。

もちろん、少しの穴であれば、穴の開いた部分を上手に縫うことでかなり長く履くことができます。

最後はやっぱりウエスとして使いますが、私は食器洗いに強アルカリ水を利用していますのでスプレーで強アルカリ水を食器に吹きかけウエスでふき取り再度アルカリ水をかけ流水で洗い流します。

衣服

汚れていなければ売ることもできますし、汚れたり穴が開いて着られなくなった服は、クッションカバーにリメイクしたり、小物を作ったり、使用できない部分はウェスとして使用できます。

意外と、服の生地でクッションカバーを作るとかわいくできたりするので良い。

子どもがすごく気に入っていたのに、サイズが合わなくなって着れなくなった戦隊もののパーカーは、幼稚園へもっていくお着換え袋にリメイクしてずっと三年間持たせていました。

すごく気に入ってたけれど切れなくなってしまった服は、リメイクしてあげると子どものお気に入りになりますよ。

紙袋

お届け物をする時に重宝するのが紙袋です。ちょっと野菜を上げるときやちょっとしたお返しをする時にそのまま渡すより、紙袋に入っている方が良いですよね。

注意してほしいのは、紙類はにおいを吸着しやすいので、お家で使う洗濯用品が合成洗剤や柔軟剤を使用している人は紙袋は使わないほうが良いです。※最近の日用品は特に匂うのですごく迷惑になる場合があります。

ごみ箱として利用することで、わざわざゴミ箱に設置するための袋を買ってこなくても済みます。

そのまま捨てられるので良いですし、カワイイゴミ袋だったら、中にビニール袋を入れ何度も使うこともありますが汚れてきたら躊躇なく捨てることができます。

牛乳パック

使用済みの油を捨てるときに役立つし、開いて乾かしておくと、まな板替わりにちょっとしたものを切るときにつかったりと便利です。丈夫な紙であることを活かして、椅子などを作ることも可能です。

広告

広告は裏が白いなら、メモ用紙として利用できますし、広告で箱を折っておくことで、ちょっとしたゴミ箱になり便利です。

わざわざ折り紙のように折らなくっても、A4サイズの紙なら半分に折り、両端を小さく2回折り、マチができるように広げるだけで小さなくず入れになります。テーブルに置いておくと消しゴムのカスやティッシュや、ちょっとしたゴミを捨てるのによいです。

新聞紙

新聞紙は、野菜をくるんでしまっておくことで、野菜の保存にも役立ちますし、フライパンや油っぽい食器を、新聞紙であらかじめふき取っておくだけで、食器洗いが楽になります。雨の日に湿った靴の中に詰めて乾かすと、効率的に靴を乾かすこともできるので、ただ捨てるのではなくいろいろ利用してから捨ててほしいと思います。

捨てる前、買う前に考えてほしいこと

捨てる前に何かに使えないか?買う前に何かで代用できないか?そう考えてみてください。
それをするだけで、いつも買っていたものを捨てていたもので代用できることがあることに気が付きます。

新しく買わずに何かで代用できたのなら、節約になりますし、捨てる前に買おうとしていたものとして使えるなら、最後まで使うことで新しく物を買わなくて済むので結果節約になりますね。

節約やリユースに取り組むことはかっこいい

節約やリユースを、けちけちしていてカッコ悪い!と捉える方もいるかもしれませんが、ものを大切に使うことは環境に配慮した行動であり、人から賞賛される行動だと私は思います。

もしリユースすることや、節約をカッコ悪いというイメージを持っているのなら、環境に配慮している行動だということを知ってください。かっこ悪いものではないと気が付くはずです。

物の値段が上がってきている今「もったいない」という言葉を大切に

どんどん物の値段があがり、給与所得が増えない今、もっとも注目してほしい言葉が「もったいない」という言葉だと私は思います。そしてリサイクルという言葉はよく知られていますが、リサイクルの前にリユースできないか?を考える時代になってきています。

物の値段がどんどんあがっていくが、給与所得は増えない現実。
わたしに、物の値段を下げる力がない以上、自分の生活は自分で守らなければいけません。

この状況で、自分の生活を守るには、物の値段が高くなっても生活できるような生き方をするしかないということです。

まとめ

物の値段が上がっている以上、節約で生活を守る必要に迫られています。
食費の節約は生活の質に直結するので、そのまえにできることとして、「もったいない」という言葉を思い出し、リユースに注目してください。

今まで捨てては買い足していたものの中で、捨てずに別の用途で使えたり、買い足していいたものを、捨てるはずだったもので代用できるかもしれません。

「もったいない」という言葉を今一度考え、リユースするということを生活にとり入れてみてはいかがでしょうか?

生活の質を下げない食費の節約の方法はこちらの記事をご覧ください